
「AndroidはiPhoneよりも使うのが難しい」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
そこで、当サイトではAndroidからiPhoneへの機種変更前に確認しておきたい機種変更によるメリットとデメリットをご紹介します。
iPhoneとAndroidの違い
「OS」が違う
まず、OSとはOperating System(オペレーティング システム)の略です。
簡単にいうとスマートフォンを動かすために必要な基本的なシステムです。
このOSが違うと操作方法が全く違います。AndroidがiPhoneよりも難しいといわれることが多いのはこのOSがiPhoneとAndroidで違うからです。
iPhoneは、iOSというOSです。
Androidは、AndroidというOSです。
メーカーが違う

iPhoneを製造しているのは、Apple1社のみです。
一方、Androidを製造しているのは、Google・Samsung・Huawei・SONY・SHARP・富士通等
主に日本で利用者が多いAndroidスマートフォンのメーカーは上記です。
このようにiPhoneは、Appleのみなのであまり種類やカラーバリエーションが少ないです。
ですが、Androidは上記メーカーなど多くの種類があるので自分お気に入り機種や色を選ぶことができます。
iPhoneからAndroidへの機種変更した時のデメリット
iPhoneは操作が簡単
iPhoneはデザインが統一されていることもあり、設定画面や操作が非常にシンプルなのではじめてスマートフォンを使うという方でも使いやすいです。
iPhoneはハイスペック
iPhoneは、毎年9月頃に最新のiPhoneが発売されていますが、現在販売されている2018年に発表されたiPhoneの最も安いものはいくらかご存知でしょうか?
2018年には、iPhoneXSとiPhoneXS Max・iPhoneXRの3種類が発売されました。
この中で一番安いのは、iPhoneXRの64GBモデルの84,800円(税別)です。(2019年7月1日時点でのAppleストアの販売価格)
ちなみに、Androidの場合20,000円程度で普通使用程度(ネット検索やSNS)なら特に問題ないものが販売されています。
この価格差が示す通り、iPhoneは非常に高性能なスマートフォンです。最新のiPhoneを購入すれば比較的高い性能が必要なゲームをしても快適にプレイできないということはないのではないでしょうか? この点、20,000円程度で購入できるAndroidの場合3Dゲームを快適にプレイするには無理があります。つまり日頃、電話やSNSといった高い性能をあまり必要としない使い方しかしていないという人なら、せっかく高価なiPhoneを持っていても宝の持ち腐れとなってしまいます。
ですが、もちろんAndroidにもiPhoneと同程度のハイスペックスマートフォンも販売されています。なのでAndroidスマホの性能が低いというわけではなく、iPhoneでは同時期に発売されたものの場合ほとんど性能差はありませんが、Androidの場合2万円程度から10万円以上する物まであり一概に同じAndroidといっても非常に価格差が大きく、性能差も大きいです。
iPhoneはOSの更新がある
iPhoneを現在使っている方は、「ソフトウェア・アップデートがあります」という表示をみたことあるのではないでしょうか?
このソフトウェアアップデートとは、iPhoneに何らかの不具合やセキュリティリスク等があった場合にその不具合を修正する為に配信されているものです。 (例:iOS11.1⇒iOS11.2)
また、このような不具合等の修正の為ではなく最新OSへアップデートの提供もソフトウェアアップデートとして配信されています。(例:iOS11⇒iOS12)
このようなOSの更新は、Androidでも同じようにあるのですがほとんどのAndroidは一度OSの更新があるかないかという程度で、何年間も次々アップデートがあるということはありません。
iPhoneはセキュリティが高い
これは、上記【iPhoneはOSの更新がある】と関連するのですがiPhoneはOSの更新がある為、セキュリティに問題があってもすぐに修正されます。ですが、AndroidはAndroidを作っているGoogleが販売しているPixel3等以外では各メーカーによるアップデートは発売されてから日が経つと正直ほぼアップデートはありません・・・
iPhoneはケースの種類が多い
iPhoneは日本でのシェアが高いことやAndroid程の種類がない為、ケースのバリエーションが非常に多いです。
iPhoneからAndroidへの機種変更した時のメリット
Androidは低価格ということが多い
上記の【iPhoneはハイスペック】でも書いた通り、iPhoneは一番安いモデル(例えばiPhoneXR)を選んでも比較的に高性能です。その為、非常に高額になってしまいます。
ですが、スマホの使用目的がSNSやネット検索といったぐらいの場合には特に高性能なスマホを購入しなくてもいいでしょう。Androidの場合20,000円程度と非常に低価格なAndroidもあります。
Androidは課金でポイントがもらえる
iPhoneでは、アプリのダウンロードやゲーム等への課金をする時に使用していたAppStoreというアプリストアがAndroidではGooglePlayというアプリストアになります。
このGooglePlayというアプリストアでは、有料アプリの購入やゲームへの課金を行うと【Google Play Points】というポイントがたまります。
Androidはホーム画面をカスタマイズできる
iPhoneでは、ダウンロードしたアプリはすべてトップ画面に表示されてしまいます。
その為、たくさんアプリを入れすぎてしまうとホーム画面がごちゃごちゃしてしまい、非常に見づらくなってしまったことはないでしょうか?
ですがAndroidではホーム画面の種類を変更することができる為、iPhoneのホーム画面のようにインストールしているアプリ全てを表示するようにすることと自分がよく使用しているアプリのみホーム画面に表示するようにすることができるのでたくさんのアプリをインストールしていてもホーム画面がすっきりします。
Androidは音質がいい

Androidの場合、ハイエンドモデルの場合ハイレゾと呼ばれる高音質な音楽に対応しています。
現在iPhoneは標準ではハイレゾに対応しておらずハイレゾで聴く為にはDACと呼ばれる別の機器が必要になります。
また、ハイエンドモデルのAndroidスマホでは【DolbyAtoms】という機能が備わっています。
これは、大型の映画館で採用されているような最新の音声技術で、迫力のあるリアルな体験をすることができます。

Androidはテレビがみえる
iPhoneでは別途テレビチューナー(アンテナ)を購入しないとテレビを視聴することはできません。
だが多くのAndroidスマホには、スマホのイヤホンジャックとイヤホンの間に挟むタイプのアンテナケーブルが購入時に同梱されています。
Androidはロック解除方法が複数ある

iPhoneはシリーズによって指紋認証と顔認証のどちらかでロック解除を行えます。
Androidの場合、機種にもよりますが顔認証・指紋認証・虹彩認証など複数のロック解除方法があります。なのでiPhoneの場合、顔認証か指紋認証のどちらかのロック解除方法しかない為、マスクや手袋をしているとロック解除することができないので、わざわざ4桁の数字などでロック解除しなければいけません。
その点、多くのAndroidスマホでは複数のロック解除方法から自動で判別してロック解除が行われる為、マスクをしている時は指紋認証、手袋をつけている時は顔認証や虹彩認証といったように複数のロック解除方法があり大変便利です。
AndroidはmicroSDカードが使える

iPhoneの場合ストレージ(データの保存場所)は、1つしかなく増やすことができません。
ですが、Androidの場合microSDカードを挿入することができ非常に多くのデータを保存することができます。
まとめ

いかかでしたでしょうか?
長くなってしまいましたが、iPhoneからAndroidスマホへの買い替えのメリットとデメリットをご紹介しました。
多くの方の場合、iPhoneからAndroidに買い替えても後悔するという方は少ないのではないでしょうか?
iPhoneにもAndroidにも長所と短所はあるので、自分のニーズにあったスマートフォンをじっくりと探してみてはいかかでしょうか?
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